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海藤三味線教室=第3回『民謡の祭典』=宮城県人会で12日

ニッケイ新聞 2008年10月07日付け

 第三回海藤三味線教室会「民謡の祭典」が、十二日午後一時からリベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes,152)で行われる。同教室の海藤司代表と海藤三味太鼓グループ、教室生や地方の弟子グループなど百人近くが集まり、三時間にわたって津軽三味線、民謡、太鼓、日本舞踊、尺八などを披露する。
 海藤さんの長男一平さんや娘の紀世さんら若手三味線奏者と洋バンドとの合奏も華を添える。ギター、ベース、ドラム、キーボードなどに合わせて、津軽三味線ユニット吉田兄弟の「マドルガーダ」、フラメンゴをアレンジした「陽炎」、秋田荷方節をアレンジした「荷方」などを披露。また、民謡歌手の石川諭さんが特別ゲストとして出演する。
 案内のために来社した海藤さんと紀世さんは、「とくに若い人に来てもらいたい。民謡と三味線の魅力に触れて」と来場を呼びかけた。
 入場無料だが一人一キロの保存食寄付が必要。集まった食料はカンポスのさくらホームに寄付される。
 問い合わせは、電話(12・8125・00018)まで。