ニッケイ新聞 2008年10月7日付け
先日、サンパウロ州モジ市郊外のバス停にいたところ、バスケット選手のように大きな黒人系ブラジル人に因縁をつけられた。
「俺はここらのギャングの頭だ」と威圧的に言う大男。「おまえはどこから来た」と聞いてきた。危険を感じたオーリャ子は「ナオン・エンテンヂ」と返答。すると男はいきなり逆上した。
オーリャ子を両手で突き飛ばしたうえ、何度も平手打ちをしてくる。その内の一発が顔面に直撃した。愛用のメガネは吹き飛び、鼻血がぽたぽたと流れた。
この男はそれで立ち去った。注意不足で、狙われやすい格好をしていたのだろうと反省したが、何もしていないオーリャ子にとっては全くの殴られ損。この時から一週間ほど経つが、まだ鼻が痛い。今回の選挙で当選した先生方、安心して歩ける街づくりにも力をいれて下さい。 (泰)