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サンパウロ州知事、ペ州訪問=大統領選連立の足場固め

ニッケイ新聞 2008年10月8日付け

 セーラサンパウロ州知事(PSDB=民主社会党)は十月一日、ペルナンブッコ州レシッフェにカンポス知事(PSB=社会党)を訪ねたと、十月二日付けヴァロール紙が報じた。表向きは税務協定としているが、大統領選を視野に入れた連立協定の根回しは明らかだ。
 カンポス知事は、PSB党首だ。連立宣言は時期尚早と、サンパウロ州知事がいうが戦略的な布石は明白。PSBには、ゴーメス下議もいる。またカンポス・ネーヴェスの政治同盟もある。
 PSBは現在、与党と連立関係にあり、ルーラ大統領が政権を担っている間、煙を挙げることはできない。サンパウロ州知事はアウキミン市長候補の選挙運動で肩すかしを食わせたが、ペルナンブッコ州の決選に進んだPSDB候補応援には奮闘した。