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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年10月8日付け

 ここしばらく大量にばら撒かれていた選挙チラシが、町のどこかしこでへばりついている。さらに雨が降って誰が誰のチラシか分からないほどに溶け道にこびりついている。さて、第一次投票が終了し決戦投票を残すのみ。市民の生活を考え町を綺麗にすべくマニフェストを揚げた候補者も多かったはずだ。当選してもしなくてもできることがある。自分たちで汚した町を綺麗にしてほしいもの。
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 「へたでいい、へたがいい」を合言葉に、石井恵子さんが中心になり石川県人会で行っているサンパウロ絵手紙愛好者教室。石井さんは五輪柔道銅メダリストの石井千秋さんを妻として支え、また娘で柔道家ヴァニアさんを育てた。美短大卒の石井さんは、日本絵手紙の普及にも活躍中。出張指導も行う。詳細は石川県人会(電話=11・3884・8698)。
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 ブラジル国内七カ所で行われた『シェイクスピア作「から騒ぎー日本語版」ブラジル公演』。最終日のSESCヴィラ・マリアナは少々寂しい客入り。公演は日本語で行われ、ポ語の字幕がつけられたが、字幕の位置が高く、日本語が分からない観客は上を向いて公演が楽しめていない人も。しかも字幕が見難くすぐに退場する観客もちらほら。日本語が分かる人たちには楽しめたが、日本語が分からない人たちには楽しめなかったのかも。
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 CIATEでは今月十二日午前十時から、サンパウロ市ニッケイパレス・ホテルで、同センターの協力者が集うデカセギ・シンポジウムを開催する。この日の午後二時から、社会保険庁の職員が「日本の年金と医療保険制度の仕組み、在日外国人の勧誘手続きなどについて」と題して講演を予定しており、現在、広く参加者を呼びかけている。入場無料。希望者はCIATE(電話11・3207・9014)まで。