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パラナ商議所=経済使節団10日に出発=東京、神戸など6都訪問

ニッケイ新聞 2008年10月11日付け

 パラナ日伯商工会議所主催の第三十六回友好経済使節団(上野義雄アントニオ団長)が十日、訪日の途についた。今回は十三人の企業家が参加、東京、神戸、ソウル、バンコク、上海、北京で視察や懇談をする。
 上野団長は「今回もしっかりと友好の絆を強めてきます」と語った。一九七三年から毎年行われており、計五百二十五人が訪日した。上野氏個人では五十六回目の訪日となる。
 今回の訪日では、同会議所勲章局による旭日南十字星章の金章が井戸敏三兵庫県知事、貝原俊民元知事、池田大作創価学会名誉会長に、同銀章が西村正日伯協会理事長ら計九人に手渡される。
 十四日には河村建夫内閣官房長官をはじめ、日本側の日伯議員連盟と懇談する予定。国際協力銀行(JBIC)へも訪問し、クリチーバ地下鉄建設計画などを説明するという。外務省では中南米局長に就任した佐藤悟氏にも面会するという。
 神戸では井戸知事との面会のほか、川崎重工見学も行われる。その後、東南アジアを訪れて三十一日に帰伯する。