ニッケイ新聞 2008年10月16日付け
今年三十回の節目を迎えた希望の家福祉協会の「緑の祭典」。同協会の運営資金の大半を担うイベントだけに、関係者たちは企画から開催まで準備に相当苦労をしていたようだ。しかも、今年から開催場所を変更したことにより、準備はさらに大変だったようだ。
その甲斐もあってか、初日午後に訪れてみるとイベント自体はきっちりと始まっていて、舞台のショーは時間通りに進み、様々な食事のブースは完璧に準備ができた状況だった。
その反面、同協会の紹介ブースなど展示に関する部分にもっと力を入れても良かったのでは、とも感じた。
施設運営に欠かすことのできないイベントだけに来場者を楽しませたり、資金調達が中心になるは当然だろう。ただ、昨年までのように来場者が施設を見ることができないだけに、もう少し積極的な活動紹介があっても良かったと思う。(貴)