ニッケイ新聞 2008年10月18日付け
世界金融危機の影響でアルゼンチンへの観光客減少。特にブラジル旅行者減が顕著で、ブエノス・アイレスでの観光収入が一五%減。全国では今後二五%減に達するとの予想も。対するブラジルでも、牛肉や輸入品などの値上がりで、レストランでは六%前後の調整が行なわれたとの報道。分割払いの回数が減った上に金利高で、一回の負担額が増えたため、高価な商品の買い控えも出てきた。
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十七日ボベスパは、十四時半現在、ドルを輸出金融にとの政府案で四・〇二%高と落ち着きを取り戻し、Valeやペトロブラス株が全体を押し上げているという。
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十七日本紙で報じたサントアンドレの人質事件で、せっかく開放された女子学生が再び人質となったことで、警察の対応への批判の声。一方、十七日十四時過ぎに、アウヴェス容疑者の弁護にあたる弁護士らが、容疑者は「身の安全を確保してくれるなら、人質を解放し、投降する」といっていると発表した。
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十九日から夏時間開始で、連邦直轄区、南リオ・グランデ、サンタカタリーナ、パラナ、サンパウロ、リオデジャネイロ、エスピリト・サント、ミナス・ジェライス、ゴイアス、マット・グロッソ、南マット・グロッソ各州では時計の針を一時間進める必要がある。これに伴い、二十日からのボベスパの売買立会い時間がブラジリア標準時間の十一時から十八時まで、時間外取引(アフターマーケット)が同十八時半から十九時半までに変更となる。
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最初の四桁が六で始まるサンパウロ市の電話番号変更の十五日実施分は、6875~79、6881~89で、何れも、最初の六が四に変わる。