ニッケイ新聞 2008年10月18日付け
商議所の十月度定例昼食会で特別講演を行った橋本宏元オーストリア特命全権大使によれば、在聖総領館の西林万寿夫総領事とは、本省やシンガポールなどで過去数回にわたって一緒に仕事をしていた〃腐れ縁〃。そのためか、普段多忙のためなかなか出席することがない西林総領事、先輩の話にしっかりと耳を傾けていた。
◎
百周年を記念して十一日からブラジル四都市で開催されている新日石と伯ナショナルチームの試合。十六日のイビウーナヤクルト球場の試合では、七回まで二対〇とナショナルチームがリードしていたが、八回表に氏日石の白井史弥内野手のソロホームラン、前田将希外野手の二塁打などで同点とし、九回には、再び白石内野手の適時打で勝ち越し、三対二で逆転勝ちをおさめた。新日石は通算成績を三勝一敗とした。
◎
サンパウロ市東部地区の日本人家庭を狙った強盗侵入事件。地元警察のアドバイスによれば、戸締りを強化するだけでなく、自宅に日系の高齢者が一人でいると強盗に思わせないことが大事という。とくに、一人で薬局や病院に行った帰りには、不信な少年たちが尾行していないか注意する。また、普段から隣人とコミュニケーションを図り、いざとなったときにお互いに190番通報できる方法を話し合うことも大事とか。用心に優る防犯はない。