ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
金融危機=小康で底打ちに非ず=米金融は未解決問題山積
ニッケイ新聞 2008年10月21日付け
アルミニオ・フラーガ元中銀総裁は十四日、「一連の金融救済法が世界各国で発動したが、それは前日の暴落を食い止めただけで底打ちをしたのではない」と警告したことを十五日付けエスタード紙が報じた。
金融救済法は、パニックの阻止対策に過ぎない。欧米に続いてブラジル政府が打ち出した数々の危機対策は、米政府の政策と効果に成果がかかっている。
ボベスパが十三日、反発したが小康であって終焉ではない。米国には無数の空家がある。抵当物件の価格を遥かに上回る債務がある。これを解決しないと、危機解決の保障は全く見えない。
ブラジルの危機対策で中銀が外貨を放出し、市場に資金を還流させたこと。債権の再割引を容認したこと。中小銀行の救済に努力していること。レアルの下落に介入をしたことは、中銀として正解であったといえる。