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200社に黄信号点滅=為替先物損失で裁判所へ
ニッケイ新聞 2008年10月21日付け
為替先物でレアル高騰に投じ損失を被った企業は、サジアの七億六千レアルに続いてアラクルースが十九億五千万レアル、ヴォトランチンが二十二億レアル。合計で二百社の四百億レアルに達すると十七日付けフォーリャ紙が報じた。
為替先物で生じた欠損を埋めるため銀行が、融資契約の更新交渉に乗り出した。レアル建ての長期融資だ。年末までレアル高とドル安が進むと賭けた企業は、二百社と見られる。金融パニックがなければ、こんなことはなかった。
これまでに損失を発表したのは、三社だけ。損失を決済しないと、債務不履行で裁判所へ回る。銀行は、その前に契約を更新し、新規融資を受けるよう勧めた。二百社に対し、裁判所の黄信号が点滅している。