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好成績の世界相撲選手権=樋口選手「内容に満足」

ニッケイ新聞 2008年10月24日付け

 【既報関連】去る十一、十二日の両日、エストニアで開催されていた「第十七回世界相撲選手権大会」。ブラジルの代表選手十人が参加し、準青年の部でガブリエル・フェルナンデス・ヴィエラ選手(重量)と団体が、青年の部でヴィクトル・ザラグエッタ・デ・ジェズス・パストレーロ選手(中量)がそれぞれ銅メダルを獲得した。
 メダル獲得の報告のため十七日に本紙を訪れた樋口ウイリアン喬大選手(青年・重量六位)は、「以前と比べてチームワークが良かった」と開口一番に満面の笑みを浮かべて話した。今回の世界大会のため、ブラジル代表選手が決まった七月から毎週末に稽古をつけてきたという。
 続けて、「成績はドイツで行われた世界大会(〇四年)の方が良かったが、内容やチームワークは今回のほうが良かった。日本のコーチ陣からも誉められた」と納得した様子で話した。
 最後に「ブラジルの形の良い相撲を見せることができた。次回も頑張っていきたい」と抱負を口にした。