ニッケイ新聞 2008年10月24日付け
中日新聞のサイトを見ていて、興味深い記事を見つけた。
ブラジル岐阜県人会(山田彦次会長)が昨年二月に送り、関市役所前に植樹、花を咲かせたイペーが今年、開花しなかった。
これを心配した同市のブラジル人らが、肥料などをまくなどして、友好のシンボルに花咲かせようと来年に向け、懸命に努力したというものだ。
植樹事業は、過去から日伯両国で多く行われてきた。しかし、その後の管理が悪く、枯れてしまったものや、その存在さえ忘れられてしまったものも多い。
黄色いイペーの花を楽しみにする日系人が日本にいるー。その根っこは、ブラジルで桜を植え、愛でてきた日本人と同じだ。
写真を見ると、子供たちも多く参加している。木にかける思いが、自然と日伯両国への愛情にと繋がってほしい。(剛)