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総領事館=障害者保健施設建設に=草の根資金8万8千ドル

ニッケイ新聞 2008年10月28日付け

 在サンパウロ日本国総領事館は十四日午前、同館で、サンパウロ州プレジデンテ・ヴェンセスラウの障害者を支える親と友の会(APAE、リヴィアナ・ジュリアナ・バルドン会長)に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の署名式を行なった。
 今回の協力は同団体の障害者保健施設建設に対して行なうもので、八万八千百六十一米ドルを限度に無償資金協力を行なう。
 同団体は一九六九年に設立。七一年に現在使用している保健施設を建設したが、当初十一人だった利用者は現在約百七十人まで増え、同市の他、近隣四市からも利用者を受け入れている状態。施設が手狭であることから、診療時間や利用者数が限られている。