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労働省Rais=卵を産む鶏は高校卒=低学歴の求人が年々減少

ニッケイ新聞 2008年11月8日付け

 労働省は六日、〇七年度の高学歴と高級技術者の雇用は七%増で好調だが、文盲と小学校卒の低学歴層の求人が年々減少としたことを七日付けエスタード紙が報じた。
 全国調査で見ると、一番求人が多いのは、高校卒で一一・六九%。続いて大学卒の一〇・七五%、大学中退の五・三二%、高校中退の五・〇八%、小学校卒の三・八四%。以下は僅少。
 高校卒の求人が、大学中退より多い。高校卒は、大学卒に比較すると能力的に劣るが、低学歴より中級専門職をこなす。今後雇用への金融危機の影響は多少あるが、社会問題になるほどではないと労相はいう。
 ブラジルの消費市場はEUのそれより規模が大きく、国際的混乱の影響を消化できると労働省は踏んでいる。

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