ニッケイ新聞 2008年11月12日付け
【東京支社長=藤崎康夫】十月、リオデジャネイロ市とサンパウロ市で、初公演を成功におさめ帰国した谷本知美さんが、今月一日、埼玉県の森林公園ステージで帰国公演を開催した。
(社)日本ウォーキングテーマソング『緑の風よ あなたに届け』のほか、『約束の駅』をはじめ『角番』、美空ひばりの歌メドレーなど約四十曲を熱唱した。
またブラジル公演での体験した日系の人々のこと、老人ホームのこと、植樹のことなどを報告。これから生まれてくる子どもたちのための「緑の地球」をつくる決意と運動についての思いを語った。
参加者の橋本千代子さんは、「歌も素晴らしく、お話もしっかりされています。ウォーカーへの心づかいも大切にされています」と語る。
二日目、三日目は埼玉県東松山中央広場で公演。谷本さんはウォーキング協会員でもあり八キロを歩いた。
二日目は午後七時から埼玉県嵐町の国際女性教育会館で、外国からの参加ウォーカー代表約百名を前にテーマソングを歌い、全員にCDをプレゼント。参加者のサイン攻めにあい、緑の親善大使の大役を果たした。
八日は大阪メルパルク・ホールで公演。二十四日は、東京よみうりホールで公演となっている。