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15歳少女を強姦、撮影=インターネットで映像流す=通報受け青少年3人逮捕

ニッケイ新聞 2008年11月15日付け

 十一日の下院で、児童ポルノの撮影や配信などに関わった犯罪者への厳罰化法案承認直後、サンタカタリーナ州(SC)の青少年が十五歳の少女を強姦し、その映像をインターネットで流すという事件が発覚した。
 十三日のサイトや十四日フォーリャ紙などによると、強姦事件が起きたのは十月二十五日。SCジョアサバに住む十六歳の少年宅に、十三人が集まり、パーティーを開いた時の出来事だ。
 酒も飲んだとされる少女は、二階のトイレで、逮捕された三人の青少年の一人に突き飛ばされて頭を打ち、意識を失った後に、衣類をはがされ、強姦されたという。事件後は階下のソファーで長時間寝かされていたという少女が目覚めたのは、自宅へ向かう車の中。青年達からは「何も喋るな」と言われたという。
 事件が発覚したのは、犯行の様子がeメールやMSNでインターネット上に流されたためで、映像を見たジョアサバの住民の一人が警察に通報。
 少女の両親も十日に警察に届け出ており、現地の住民全てが知るところとなった事件の容疑者として、十八歳の学生二人と十六歳の高校生が逮捕されたのは十二日。十一日にはコンピューター二台や携帯電話三台などが押収され、物的証拠確認後、逮捕に至った。
 警察では、パーティーで出した酒に麻薬を混入した可能性も調べているが、少女が飲んだウオッカとジュースがスクリュー・ドライバーなら、それだけでかなりのアルコール度でもある。
 学生の一人は撮影しただけというが、警察では他のパーティー参加者の事件との関わりも含め、捜査を継続と十四日G1サイト。同サイトには、この手の事件の背景として、親子関係が稀薄な例や、良い学校や良い大学に行かせることが教育だと考えるなど、親の考え方に問題のある例が多いとの指摘もある。
 冒頭の法案承認を報じた十二日エスタード紙にはマラニョン州で二人姉妹が性的暴行後に絞殺されたとの記事。パラナ州では一週間の間に九歳と八歳の少女が性的暴行後に殺害される(本紙東西欄既報)など、種々の事件が続く中でも、今回の中流家庭青少年による犯行は大きく報道されているようだ。被害者の少女は転居したともいう。

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