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APPC=大粒で甘い日本種ぶどう=ピラールで試食販売会=12月20日

ニッケイ新聞 2008年11月27日付け

 サンパウロ州柿生産者協会(APPC=牛腸修二会長、本部ピラール・ド・スル市)は、十二月二十日午前十時から午後四時まで、ブラジルでは珍しい日本種の種無しぶどうの試食販売会を、ピラール・ド・スル日伯文化体育協会館(Av.Miguel Petrere,701-Sala C)で開催する。
 二〇〇六年から、日本種ぶどうの「紅伊豆」「藤稔」「ピオーネ」の販売を始めた同協会。ブラジルのぶどうに比べ二倍手間ひまがかかるため生産者数が少ない中あえて生産を始め、現在高級青果店などで人気が出てきているという。
 案内のために来社した城島將男副会長と古屋善則ぶどう部会長、山下高広会計によれば、十二月がちょうど同種の時期で、贈答品向きという。「大粒で甘く芳醇な香りがあるのが特徴です。美味しさをぜひ味わって欲しい」と、多くの来場を呼びかけている。
 試食販売会ではぶどうの他にも、すもも、桃、リンゴなどAPPCの生産する果物も出される。また希望者に対しては、午前十時半からぶどうや柿などの農園見学も行われる。
 入場無料。当日午前七時半頃、リベルダーデ広場のマクドナルド前から会場までバスが出る。バス代は一人五十レアル。詳細・予約は、ヨシツール(11・3209・9989)又は、ウコンツール(3283・3688)まで。