ニッケイ新聞 2008年12月4日付け
パラナ州マリンガ市の和順会本部で十一月八日、ABRAC(ブラジル歌謡協会)の定期総会が開催され、満場一致で西森明美さんが会長に再選された。
同協会は巡回歌謡祭をバウルーとレジストロで開催し、ブラジル日本移民百周年を記念して日本から、プロ歌手の南かなこを招待し、ショーを四回(サンパウロ市、サンベルナルド・ド・カンポ、ロンドリーナ、カンポ・グランデ)催し大成功をおさめた。
「南かなこの歌のコンクール」も四地区で行なわれた。審査員と司会者のセミナーも実施し、マリンガで行なわれた第二十三回全伯選抜歌謡大会と合わせて、西森会長は「二〇〇八年はABRACにとって実り多い年だった」と充実した百周年を振り返った。
なお〇九年の第二十四回ABRAC大会はサンパウロの文協で、一〇年はクリチーバで実施することに決定した。
新役員は次の通り。
▽会長=西森明美
▽副会長=久保パウロ、大嶋祐一、有江徹二、寺部パウロ、池田甚太郎、蓮沼栄造、金子国栄、入口ジョルジ
▽書記長=田辺洋子▽書記=倉富勝利、渡辺ロベルト、森沢幸吉
▽会計=田辺毅、重岡貞夫、豊原セルジオ、多田イタロ
▽監事=墨沢誠一、清川正二、川上国広▽補充監事=角修一、志村豊広、京野オウガ。(敬称略)
(金子国栄さん通信)