ニッケイ新聞 2008年12月5日付け
コロニアの日本語研究のために計一年半ブラジルに滞在していた佐久間友子さん。日本からではなく、北米テキサス大から来た変り種だ。同大で知り合ったインド人の男性と婚約中、日米伯印を跨ぐ国際派!? コロニアでは、未だに外人との結婚を快諾されない場合もあるが、「娘のように私を可愛がってくれた皆さんに、祝福してもらえた」と笑顔。
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上塚周平氏の生涯やブラジル移民に関する文学を紹介する「ブラジル移民百年記念 移民文学展」が、県立熊本近代文学館(熊本市)で二十三日まで開かれている。毎日新聞が報じた。上塚の俳句作品、移民が自費出版した書籍、北杜夫の小説「輝ける碧き空の下で」(一九八二年)、ブラジルの日系人社会を描いた手塚治虫の漫画「グリンゴ」など二百六十点を紹介。上塚氏の親せきで放送劇作家の乾信一郎氏(本名・上塚貞夫)によるNHKラジオドラマ「ブラジル開拓の父―上塚周平」(一九五二年放送)の原稿も初公開されている。
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国際交流基金サンパウロ日本文化センター内にある図書館は、年末年始の館内整理と蔵書点検のため、約一カ月閉館する。今年は十二日まで、来年は一月十二日からの開館となる。書籍二冊、雑誌二冊の貸し出しが可能。正月に向けて、読み応えのある本を借りてはいかが?