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宮城県人会・青葉祭り=「おかげさまで2周年」=13、14日に開催

ニッケイ新聞 2008年12月9日付け

 皆様の支援あっての二周年―。ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)による「青葉祭り」が十三、十四の両日、同県人会館(ファグンデス街152番)で行われる。〇六年の十二月に始まった同祭もちょうど今回で二周年。八日に来社した関係者らは「これだけ続いたのも皆様の協力のおかげ」と感謝しながら、「もっといいものを提供していきたい」と意気込んでいる。
 屋上の食事処では、サンマ定食、イカのポッポ焼き、はらこ飯、青豆の香りが嬉しいずんだ餅、暑い夏に向け、仙台市発祥の冷やし中華などが楽しめる。
 地下一階では、武道医術、家紋の展示販売、こけしを販売。ADESC(農業夫人部連合会)によるお弁当やお菓子などの手作り製品コーナー、農地直送の新鮮野菜も人気が高い。
 中沢会長は、「生産者とリベルダーデの交流の場。これからも皆様の要望に応えながら、続けていきたい」と話し、多くの来場を呼びかけている。

青葉祭り=サンタカタリーナ州水害に=4団体で義捐金・物資募集

 集中豪雨により、現在も数万人が避難生活を続けているサンタカタリーナ州に対し、宮城県人会(一八〇三年に陸奥国出身者が同州フロリアノポリスに日本人として初上陸)、青森県人会(姉妹州県)、千葉県人会(袖ヶ浦、イタジャイが姉妹都市)、ADESCが共催で義捐金の呼びかけを行う。
 十三、十四日にある青葉祭りで特設コーナーを設け、調理しなくてもいい食料品、衣類、毛布なども受け付ける。
 義捐金・物資は、青森県人会を通じてサンタカタリーナ州へ送られる。