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大耳小耳

ニッケイ新聞 2008年12月9日付け

 延満三五郎会長の時代に始まった文協絵画教室。受講者は初心者からベテランまで様々、今年は文協主催のコンクールに三人が入選を果たした。開始当初から三十年以上指導にあたっている近藤敏さんによれば、近年では二世の受講者も多くなってきているという。現在は日本語での指導だが、将来的にはポルトガル語での授業も考えているとか。
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 すでに定着したといえる青葉祭りの有機野菜コーナー。「ここの野菜しか買わないのよ」と両手一杯に購入する人も多い。関係者に聞けば、日曜日は鮮度が落ちると考えてか、土曜日に来場者が集中するという。中沢宮城県人会長は、「日曜日にも新鮮な野菜が入荷されるので両日ともにご利用ください」と呼びかけている。
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 宮城県人会の青葉祭りの来場者は、日系人だけではない。ADESC(農業婦人部連合会)のバイーアの支部から送られてくるタピオカ目当てのノルデスチーノも常連。非日系のご主人にせがまれて毎回土日に訪れる日系夫人もいるとか。二年が経って、多種多様な浸透ぶり。