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バラク現象で活気=伯GDP10位から8位へ

ニッケイ新聞 2008年12月10日付け

 バラク米次期大統領が、公共投資と雇用創出包括案の発表示唆をしたことで世界の金融市場が八日、反応しサンパウロ市証券市場も八・三一%も反騰し活気を呼び戻したと九日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。
 青菜に塩であった鉄鉱や製鉄企業のヴァーレ、ウジミナス、ジェルダウが、一三%以上も上げ一斉に反応した。
 ブラジルのGDP(国内総生産)が、金融危機のために世界十位から八位に浮上と、英調査会社CEBRが発表した。ブラジルが追い越した国は、スペインとカナダ。
 ブラジルも金融危機のためにGDPを十七億ドルも落としたが、スペインとカナダに比べて少なかったようだ。ブラジルが温めてきた十位の席にはインドが座った。