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ムーディー格付け=伯は金融危機にない=〇九年が正念場になる
ニッケイ新聞 2008年12月11日付け
格付け会社ムーディーのマウロ・レオス氏は七日、「為替変動とコモディティ下落に関わらずブラジルの状況は、いまのところ思ったほど悪くない」と評価したことを八日付けヴァロール紙が報じた。
ブラジルはこれまで、為替変動があるとクレジット危機を迎えたが、今回は良く克服したという。ムーディーが注目するのは、為替介入のために外貨準備高を切り崩しても悪影響が出ないことにある。
またムーディーは、ブラジル政府の債務を投資に適していると考え、S&PとFitchは〇八年中頃に投資有望国から一段下したが、その必要はないと見ている。
〇九年は、ブラジル政府にとって正念場の年になる。投資に関する全ての判断基準が、正解であったか明確になる。今は国際環境が芳しくないので、金融危機がブラジルの経済基盤に点数をつけることになるとした。