ニッケイ新聞 2008年12月16日付け
国家電力監督庁(Aneel)は9日、イタイプー二カ国間水力発電所の料金を8・7%引き上げることを承認した。この調整は1月から、ブラジル南部とブラジル南東部、ブラジル中西部の送電会社30社を対象に適用される。今回の承認で、国内最大の水力発電所の料金は、23・0270ドル/kwから、25・0298ドル/kwへ引き上げられる。同水力発電所は国内の電力構成の中で19%、1万4000MWを発電している最大の発電所である。さらに今回、ブラジルによるパラグアイへの支払いも引き上げられる。 (B―Side10日掲載)