ニッケイ新聞 2008年12月23日付け
ANTP(公共バス協会)は、バス専用路線に関する評価で〇七年の六四%から〇八年五三%へ落ちたと発表し、カサビ市長への風当たりは強いと二十二日付けフォーリャ紙が報じた。
バス専用路線以外では、四二%から四〇%と悪評で横ばい状態。バス料金は二・三〇レアルと〇六年から凍結しているが、マイクロバスに比べて評判はよくない。
毎日二百万人の通勤客が利用する専用路線バスは、舗装の保全には最善を尽くした。でも穴ぼこによる減速や信号が多いなどの不満がある。
市の調査では、タクシーなどが四〇%まで路線を占めているという。専用路線のバスは、時速二十キロ以上で走るように設計したが、十八キロ以下で走っている。
バス路線で一番渋滞するのは、レボウサス大通りとファリア・リーマ大通りの交差点。ここがネックになっている。評判がよいのは、ドン・ペードロ公園とサコマン間のフラ・フィーラ。