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税滞納急増で焦燥=飴と鞭の金融対策法草案

ニッケイ新聞 2008年12月27日付け

 国税庁が二十四日に発表した十一月の税収報告で、滞納が急増し政府に冷水を浴びせたと二十五日付けエスタード紙が報じた。財務省は早速、税金取り立て部隊を編成し、納税者を情け容赦なく締め上げることにした。
 政府は、危機による税滞納が予想以上なのに驚いた。どの企業も納税を後回しにし、資金量枯渇のため納品業者への支払を優先していると見ている。財務省は、飴と鞭の対策を用意。財務省には脱税と滞納発見のレントゲン撮影機がある。
 財務省はオバマ米新大統領の就任を待って、生産奨励と税緩和の対策法を発令する。公立銀行は、これまで要求したクレジット取得のための納税証明書提出を六カ月間、または〇九年上半期は免除するという。
 金融対策委員会の結成は止めて、「ヴァーレ・トード(何でもあり)」委員会を大統領命令で立ち上げる。納税期限の延期には、基幹工業協会(Abdib)や全国工業連盟(CNI)も歓迎した。
 ブラジルの税体系は、政府と産業界がお互いに容認したもの。労働者の採用と同じだと大学の経済学部では教えるらしい。

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