ニッケイ新聞 2008年12月27日付け
先月二十一、二十二日に実施された沖縄歌舞劇団「美(ちゅら)」サンパウロ公演の実行委員会(宮城調智委員長)は、同公演の売上げから二千レアルずつをブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ日伯援護協会に寄付、二十二日本紙に寄託した。
公演は十一月二十一日に文協大講堂、二十二日に沖縄県人会館で行なわれ、いずれも満員の盛況を見せた。寄託にあたり、宮城委員長、委員の島袋安雄、松堂忠顕、城間和枝さんが本紙を訪れ、宮城委員長は「皆さんが協力してくれたからこそできたこと」と感謝を表した。
同委員会はこのほか、沖縄県人会の育英資金に五千レアルを寄付。また、旧神戸移住センターの再整備事業に二千レアルを寄付する考え。