ニッケイ新聞 2009年1月7日付け
パラナ州都クリチーバで発行されている新聞「ジアリオ・ポプラール」が主催する第四十回「メリョーレス・ド・アーノ(今年の傑人)」が〇八年末に発表され、西森ルイス氏がパラナ州五十五州議の中から最優秀州議に選ばれたことが分かった。
これは州発展に貢献の著しかった個人を顕彰するもので、政治、財界、スポーツなど多数の分野から一人ずつ選ばれる。
「州の農業界を議会で代表する人物として知られており、バイオディーゼルなどの多様性に着目するなど州の農産物の可能性を追求、しかも、環境問題への配慮も忘れずに、プロジェクトを出している」と紹介記事には記されている。
中でも、同州議が起草者であるプログラマ・パラナ・リンパは、川や道路や通路などの公の場所をキレイな状態に保つことの重要性を市民に啓蒙をするもの。昨年ロベルト・レキオン知事からも承認された。日系としての発想を生かし、ブラジル社会に貢献するスタンスを貫いている。
西森州議は受賞に際し、「大変な栄誉。今後とも州の発展のために尽力を続ける」と述べた。