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コロンビア=ゲリラ死亡数水増し=CIAが無差別殺人を看過
ニッケイ新聞 2009年1月10日付け
時効の機密文書を公開する米NGO(非政府団体)が八日、コロンビア政府の治安部隊が麻薬組織の協力で一九九四年から市民の無差別殺人を行い、それをCIA(米中央情報局)や米外交官が看過したことをサイトで訴えたと九日付けフォーリャ紙が報じた。
同部隊はゲリラの死亡者数を水増しするため、無関係の市民を殺害しゲリラのように変装させ公開、政府の掃討作戦の戦果として国民の支持を集めた。当時の駐コロンビア米大使であったマイレス・フレチェット氏は、事実と認めた。
コロンビアは一九九四年、サンペル大統領の時代だ。無差別殺人については十月、同国政府が捜査を開始。内戦と無関係であった青年十九人の遺体が九月、発見されている。無差別殺人を指揮したマリオ・モントージャ将軍は辞任し、沈黙を守っている。