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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年1月10日付け

 日本のハローワーク(公共職業安定所)を通じて日系人向けの求人を紹介しているCIATE(国外就労者情報援護センター)。他のデカセギを斡旋している派遣会社より求人数は少ないが、求人はまだあるという。手数料なども取らず、取り扱うのは社会保険のある求人情報のみと安心だ。「日本の派遣業者は、いいかげんな雇用契約を扱う場合もあるから気をつけて欲しい」(佐倉輝彦専務理事)。CIATEの存在を知らない人が多いようだが、ぜひ活用して欲しい。
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 今年九月末に始まるNHK朝の連続テレビ小説の題名が「ウェルかめ」に決まった。ウミガメが上陸する徳島県美波町と徳島市を舞台――。もうお気付きだろうが、一九六一年からの八十一作目で初の駄じゃれタイトル。NHK局内で反対はなかったというが…何ともため息のセンスだ。
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 日本ではブラジルと違い様々な商品は季節の変わり目などに続々と登場し、そのアイデアと流行の変化の速さに驚かされるばかり。このたびサッポロビールは、チョコの甘みとほろ苦さをもたせた発泡酒「ショコラブルワリー<ビター>」を発売した。アルコールが苦手な女性やビール通にも楽しめる味だという。カクテルなどと違い、ビールと甘いものの組み合わせは意外だ。サイトと北海道の限定発売だというが、売れ行きはともかく味の方が気になるところ。
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 月刊「ピンドラーマ」の三十一号(一月号)が発刊された。パタゴニアやパンタナールなどの紀行文、様々な情報が満載。詳しくはコジロー出版(電話=11・3277・4121)まで。