ニッケイ新聞 2009年1月13日付け
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイを経由してサンパウロ―中部空港(名古屋)間を運航するエミレーツ航空が、三月いっぱいで中部空港―ドバイ間の定期便を休止する。朝日、中日新聞など日本の各紙が報じている。
現在一日一往復運航する中部―ドバイ便を二月中に週四便に減らし、三月末で撤退するという。
同路線は〇六年に運行開始。デカセギが多く住む愛知県とブラジルを結ぶ路線として、一時帰国の際の利用なども多かったと見られる。
朝日新聞によれば、背景には世界的景気後退にともなうビジネス客の減少があるという。今後、国内のドバイ便は関西空港だけとなる。