ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

フランス年に便乗=対仏進出、いまがチャンス

ニッケイ新聞 2009年1月14日付け

 〇八年が日本年なら、〇九年はフランス年だ。フランスは現在国際的にも重要な役目を担っていると十二日付けジアリオ・デ・コメルシオ紙が報じた。フランスとの友好関係を強めると、全EUとの関係強化にもなる。
 フランスにおけるブラジル年は二〇〇七年、開催され貿易額も大きく伸びた。伯仏商工会議所も開設され、ブラジルの物産展がフランスの各地で開催され、伯企業の対仏進出を支援している。
 伯産生産物の仏向け輸出は、二〇〇五年の二十五億ドルから〇八年は三十八億ドルと、三年間で五〇%増の勢いで伸びた。仏生産物の対伯輸入は、さらに大きく同期間に八〇%増の勢いだ。
 伯仏外交関係はサルコジ仏大統領の訪伯で大きく前進した。両国はG20で共同歩調を採り、金融システムの改革を率先することになった。

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