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アモリン外相=共存共栄がない中東=「要塞国家に未来はない」

ニッケイ新聞 2009年1月17日付け

 中東五カ国の大統領や外相との会談を終えて帰国したアモリン外相は十五日、イスラエルとハマスは国連の停戦決議に従うのが、安保理に対する最小保証だと表明。それがないなら、猛獣の世界であって文明世界の問題ではないと、中東紛争を糾弾したと十六日フォーリャ紙が報じた。
 外相は、イスラエルのリヴニ外相との会談で「イスラエルが敵に囲まれた要塞国家であり続けるなら、イスラエルに未来はない」と忠告した。イスラエルには、パレスチナとの共存共栄という考え方がないらしい。
 パレスチナに対しても、和平に向けた対話の意識がなく、敵愾心だけでまとまりがないのは遺憾であると注意したことを記者会見で述べた。
 中東和平は一国の力でなく、国際機関の仲介だけが解決する。米国はイスラエルの最大支持者でありながら国連決議で棄権したことが、政治的熱意の欠如を示したと外相は批判した。
 中東問題は、ブラジルのような同地域と関係が薄い国々によって、新しい空気を送り込むのが必要という外相の考えだ。

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