ニッケイ新聞 2009年1月17日付け
日本公園完成を五月に控えたマリンガ日系社会。一息つく間もなく、八月八日~十六日には、毎回十万人を動員する「フェスチバル・ニッポ・ブラジレイロ」が行われる。今回で第二十回目。主催団体のマリンガ文化体育協会(ACEMA)の鈴木エドゥアルド会長と佐藤セルジオ・イベント部長は、「百周年が終わっても、まだまだ休めませんよ」と笑顔を見せつつ、腕まくり。
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昨年十二月に朝日新聞社が行った調査によると、愛知県在住ブラジル人の外国人登録者数が十年ぶりに減少。全国の中でブラジル人人口の一番多い同県だが、一年前に比べて千七百二十九人減少した七万八千六百七十二人だった。ブラジル帰国者が多いと見られている。しかし、製造業以外の仕事が見つかりやすいという尾張地域では逆に増加しているとか。
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南麻州のカンポ・グランデ日伯体育文化協会が昨年刊行した記念誌『日系コロニアの歩み』を現地の読者が送ってくれた。中身はポ語で全二百頁あまり。実に詳しく地域の歴史が調べられており、貴重なコロニア出版物だ。記事として紹介し、広く知ってもらう価値がある。近年このような記念誌を出した団体があれば、ぜひ一部を編集部(Rua da Gloria,332 Liberdade, Cep;01510-000 S.P. Nikkey Shimbun)まで送付を。