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益田農場=栗拾いに650人=牛丸焼きで援協に寄付

ニッケイ新聞 2009年1月20日付け

 ピエダーデの益田農場(益田照夫農場主)恒例の栗拾いが十八日にあり、サンパウロからのバス十二台を含む約六百五十人が訪れ、しばしの行楽を楽しんだ。今回で二十三回目。
 来場者らは、四アルケールの栗畑で栗拾いを楽しんだ後、牛の丸焼きに舌鼓を打った。
 これはセザリオ・ランジェ市で牧場を所有する井上茂則さんが牛を一頭提供したもので、この売上金二千四百七十五レアルが援協に寄付された。
 その場で受け取った森口イナシオ会長は、「有り難い限り。大事に使わせてもらいます」と深く頭を下げていた。
 野菜の販売、ビンゴなども行われ、この日の収益は、合計で一万四千六百八十一レアル。援協以外に地元の孤児院、ロータリークラブ、マレットゴルフ、太鼓団体などに寄付された。
 益田さんは、「多くの人が来てくれ、大変良かった」と満足そうな笑顔を見せ、汗をぬぐっていた。