ニッケイ新聞 2009年1月22日付け
サンパウロ州サントス港で二十日、荷降ろし作業中のコンテナから突然、何と体長四メートル以上、体重六十キロという大蛇が出てきて、作業員を驚かせた。コンテナを移動させる作業中に見つかったもの。捕獲された蛇はクバトン市の公園に移されたが、「アマゾンでもなし…」と関係者は困惑顔。
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バチスチ容疑者の亡命容認問題が波紋を呼び、今度はイタリアの政治家がハンガースト開始の報道も。どこの国も、外国を敵に回して自国の世論を見方につけたいということか。
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サンパウロ州北部のフランカ市で、五歳の女児がビー玉を飲み込み死亡。慌てた両親が保健所に連れて行ったが処置出来ず、小児科救急に回されたが、助からなかった。頭を下にして背中を叩くと出るともいうが、家の中で起きる事故が子供の命を奪うケースは多い。
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サンパウロ州ソロカバ市の美容院で、ストレート・パーマをかけた十一歳の少女がアレルギー症状を起こした。薬の誤用らしく、糖尿と高血圧の問題も持つ少女は、パーマをかけている間も目のかゆみや息苦しさを感じていたという。美容院側のミスもあるが、年少者のパーマは避けるべきとの声も。
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エスピリト・サント州で、尿路感染から腎不全や血流障害を起こした二十歳のモデルが手足切断という痛ましい報道。壊死部分切断の手術は二度にわたって行われ、現在も集中治療室に入院中。原因のウイルスは尿路感染としては最も一般的なもの。彼女のケースは特例と言うが、モデルの夢が断たれて精神的ショックも大きく、両親は娘の今後を案じている。