ニッケイ新聞 2009年1月27日付け
【レジストロ】昨年十二月十六日夜、サンパウロ州立ファビオ・バレットの講堂で外国語センター(CEL)の終業式が行われた。式典にはヴェラ・フィウゲイラ校長、滝内ミルナ・コーディネーター、金子慶子日本語教師と四人のスペイン語教師が出席した。
同校ではスペイン語の生徒が四百五十人、日本語の生徒が八十人在籍し外国語の勉強に励んでいる。州立校の初等科六年生から高校二年生に在籍する生徒のみこの外国語センターで勉強することができる。そして三年間を六学期に分け初級を教えている。
日本語の場合、生徒の七〇パーセントが非日系人であるが、毎年十二月に実施される国際交流基金主催の日本語能力試験の三級や四級に合格する者がおり、稀には二級に合格する者もいる。また、スペイン語もミゲル・デ・セルバンテスのスペイン語の能力試験に大勢、優秀な成績で合格している。(金子国栄さん通信)