ニッケイ新聞 2009年1月27日付け
【ロンドリーナ発】リーガ・アリアンサ(パラナ日伯文化連合会)は定期総会が行われた二十五日午後から、百周年の慰労昼食会を同会館で開催した。
総会に出席した百三十人のほかロンドリーナ市長、原ルイ清クリチーバ市総務局長、田村ジャイロ・ロンドリーナ市議長、安立ルイス・カルロス百年祭コーディネーター、加藤輝夫州議、吉井篤ロンドリーナ市百周年祭典委員長、前ローランジア市長、現同市長のほか、百周年の報道に貢献したブラジル人ジャーナリストも招待され、熱気のこもる中、盛大に開催された。
「日系人はパラナで特別な役割を果たしてきた。それが無ければ、今の私たちの歴史も無かっただろう」とパドレ・ロッケ・ロンドリーナ市長は話し、「日系人の持つ特別な文化や経験などをこれからもブラジルに浸透させて欲しい」と熱弁した。
一月一日付けで新ローランジア市長に就任したジョン・レマン氏は、「全面的に支持することを約束する」と、テーマパーク「夢」建設に引き続き協力することを誓い、会場は大きな拍手に包まれた。
エウリデス・モウラ前ローランジャ市長も「共に百周年を祝えてとても嬉しかった」と、地元で行なわれた州百周年式典を振り返っていた。
小野里勇会長補佐の発声で乾杯後、食事が振舞われ、会場は賑やかに団欒の時を持った。