ニッケイ新聞 2009年1月27日付け
リーガ・アリアンサ(パラナ日伯文化連合会)の定期総会で各支部に配布されたDVD「IMIN100 PARANA」。ローランジア、ロンドリーナ、マリンガの百周年記念行事の映像(約七十分)や多くの写真を収録。国内第二の日系人口を誇るパラナのコロニアの底力が見てとれる一枚だ。二月初旬から一枚三十レアルで一般販売される。問い合わせは、リーガ(43・3324・6418)まで。
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旧神戸移住センター改修に対し、五百万円の大口寄付があった(六面本日付)。先日は県連を訪れ、個人で二千レアルをポンと寄付した人もおり、コロニアからも熱い思いが広がっているようだ。神戸は、戦前・戦後を通し、多くの移民が日本最後の時を過ごした場所であり、これからは将来へと繋がる歴史の窓口ともなる。一口五十レアルで壁に名前が刻まれる。日本を旅行したときの楽しみにーといっては動機が不純かも知れないが、移住者でなくても寄付してみては? 詳しくは文協(11・3208・1755)、県連(11・3277・8569)まで。
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サンパウロ市リベルダーデ区ガルボン・ブエノ街でたこ焼き屋を経営する桜井好美さんが同区トマス・ゴンザガ街36番に日本食レストラン『燦』を二十三日に開店した。場所は、元レストラン『ひさえ』。「大々的に宣伝はしていないが、ゆっくりと知ってもらえれば」と桜井さんは話している。月曜定休。電話=11・3271・7052。
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今月二十五日はサンパウロの四百五十五年目の市制記念日。百周年の締めくくりに昨年十二月に計画されていた『墨田川花火大会』が同日に延期されていたが、どうやら打ち上がることなく、立ち消えになった様子。色んな企画がぶち上げられたがこうやって、なし崩しに終わったものはいくつあった?