ニッケイ新聞 2009年1月31日付け
日本語の名前が覚えられにくいことから、あだ名としてブラジル名を付ける日本人は多いが、今年1月に着任した大部一秋(おおべかずあき)総領事夫人の栄子さん(50、東京)はすでに「グロリア」として紹介されている。
スペイン語圏のアルゼンチンで生活したさい、oで終わる栄子(Eiko)が男性名詞であることから、「u」をつけ、Eikou(栄光=グロリア)としたことから、社交界でも定着したという。「国歌にも使われている単語なので、ブラジルでも使っていきたい」とか。
すでに大部総領事とともに、初生けや初釜に出席、「皆さんに心温かく迎えてもらっています」と笑顔。
23日にあった歓迎祝賀会では、「(森口援協会長の)乾杯の挨拶を聞いて、涙が出そうになりました」。花束も手渡され、コロニア夫人に囲まれ歓談を楽しんだ。
「ブラジルは大好きです! 公務が第一ですが、滞在中に色々な文化を学びたいと思っています」。栄子さんのブラジル生活に栄光あれ!?
(剛)