ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
財界アナリスト=信用危機は序の口=流通量強化でパニック防止
ニッケイ新聞 2009年2月20日付け
ルーラ大統領と財務相の談話とは裏腹に財界アナリストらが十八日、金融恐慌の最悪事態はまだ来てないと警告したことを十九日付けエスタード紙が報じた。そのためブラジルは、信用部門の強化に備えるべきと忠告。
米金融危機をよく観察すると、リーマンは半年前から資金の引き上げを周到に行ったとアナリストらはいう。その額は、世界の主要金融市場から三兆ドルを持ち去ったと見ている。だからブラジルの信用不足は、まだ序の口と見ている。
ブラジルは融資制度が複雑で、資金の入手が困難だ。中央銀行は金融システムを改善し、低コストの資金が敏速に入手できるように配慮すべき。もっとスムーズに資金が流通しないと、債務不履行や貸し倒れが続出し、市場にパニックを起こす懸念があると警告。