ニッケイ新聞 2009年2月21日付け
外務省は十九日、さらにバングラデッシュやアンティグア・バーブーダ、ドミニカ、セントクリストファー・ネイビス、セントビンセント・グレナディーンなど五カ国に大使館の新設を発表と二十日付けエスタード紙が報じた。
これらの五カ国は、過去六年に築かれたルーラ外交政策で礎となる国々。ブラジルは〇三年から三十五カ国に大使館を新設し、全部で百五十一カ国となった。三十五カ国のうち十五カ国はアフリカで、原油や鉱産物、農産物でブラジルが特に関心を抱いている。
次にアジア外交も、ブラジルの視野にある。原油と天然ガスの宝庫、カザキスタンやアゼルバイジャン、カタール、オマンと話題の中心とされる中近東と北朝鮮だ。