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PSDB公認候補=セーラに全国遊説を=ネーヴェス同行で意見調整

ニッケイ新聞 2009年2月24日付け

 ミナス州のネーヴェス知事(PSDB=民主社会党)は十八日、セーラサンパウロ州知事がPSDB党大会の開催を了承したことで、サンパウロ州知事の全国遊説にお供をすることを提案と十九日付けヴァロール紙が報じた。
 セーラ知事が党首脳部を抱き込み、態勢を決めようとしたことに党大会開催で止めを刺した。遊説は党首ゲーラ上議の地元、レシフェから始める。同じ飛行機で旅し、意見を調整しながら党分裂を避ける提案だ。
 党大会には、綱領や方針を世に問う効果があるが、全国遊説には、政治的視野を広げると共に、セーラ知事の急ぎ過ぎる布石を牽制する効果もある。
 ネーヴェス知事は党大会の成り行き次第では、多党派工作や離党の切り札も捨てていない。