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東西南北

ニッケイ新聞 2009年2月24日付け

 ギネス公認の世界最大のカーニバル集団、ペルナンブコ州レシフェのガロ・ダ・マドルガーダのパレード(二十一日)には、一五〇万人(一説では一八〇万)が参加。昨年亡くなった創始者エネアス・フレイレ氏への顕彰も兼ねたパレードは「世界金融危機」がテーマで、道徳的腐敗や政治危機も「出て行け!」との掛け声。バイア州サルバドールでは二十一日、アンゴラ出身の女性歌手二人が共演し、アフリカ調リズムでパレードをリード。サンパウロ市のスペシャル・グループの結果は本日発表だが、広大で様々な歴史的背景を持つブラジルでは、町の数だけカーニバルがある?
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 一九九七年から一〇年連続でリオ市のレイ・モモに選ばれたアレックス・オリベイラさんは、二二五キロだった体重が八四キロまで落ち以前の面影はなし。健康上の理由で、胃の手術を受け、アカデミアにも通っている。カーニバルからは離れられず、山車の組み立てなどに加わっている。
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 一九九八年に起きたリオ市の第二パレスビル崩壊事故の責任を問われていた企業家のセルジオ・ナヤ前議員が、二十日にバイア州イリェウスのホテルで遺体となって発見された。友人経営のホテルに滞在中で、朝食に姿を現さず、いぶかられていたが、午後、ホテル主任らが合鍵で部屋を確認したという。崩壊事故の賠償問題の行方も気になるが死因は現在調査中。
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 〃灰の水曜日〃の二十五日は、銀行や消費者保護財団(プロコン)、州交通局は十二時、ポウパテンポは午後一時からなど、午前中は休みとなる公共機関も多いので要注意。サンパウロ市のロディージオ(ナンバープレート末尾の番号による乗り入れ制限)も二十五日は解除。