ニッケイ新聞 2009年2月28日付け
二月二十五日付け日本経済新聞によれば、「三菱自動車は〇九年度以降、ブラジルに五万台前後まで完成車の生産を順次移し、(中略)生産・販売を委託しているMMCB(サンパウロ)に、中南米向け完成車組み立ての一部を移管する」とある。
EFE通信二十五日付けによれば、生産拠点はゴイアス州カタロン市にあり、メルコスル域内に加え、対メキシコ輸出にも有利としている。生産車種はパジェロ、ピックアップL200などが有力候補として挙がっているという。
これは購入者の近くで生産することで、域内関税の引き下げ処置を活用し、円高状況下での競争力を高めることなどが目的だという。