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アラグアイア事件=遺体再調査に挑戦=西技術導入の最大規模調査
ニッケイ新聞 2009年3月3日付け
ヴァヌッチ人権相は二月二十八日、軍政時代に失踪したゲリラの遺体発掘のため新たな調査団を今年中に派遣する意向を表明と二日付けエスタード紙が報じた。
調査団は、軍政時代に陸軍が犯した過ちを償う意味をこめて陸軍の支援のもとに数十人規模で編成。政府も同問題を前向きに解決する意欲があることを遺族に示威するため、国防相や法相、陸空軍、遺族、法医学者、地質学者を同伴する。
ゲリラは一九六六年、アラグアイア地方に集結し中国やキューバの共産運動にならって革命を起す計画であった。同活動で一九七四年までに、約八十人のゲリラが行方不明となっている。
同相は、人権省予算の五%を同作業に当てる。作業は雨季の始まる九月前に発掘を終わり、大統領選が始まる前に全部終了する。同相は、内戦時代の遺体を探す発掘技術を導入するためにスペインを視察した。