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アルモニア学園=幼稚部新校舎ほぼ完成=8日に念願の落成式
ニッケイ新聞 2009年3月3日付け
サンベルナルド・ド・カンポ市のアルモニア学園で建設中の幼稚部新校舎がほぼ完成し、八日午前十時から同学園(Av.Caminho do Mar,2709,Rudge Ramos)で落成式が挙行される。同学園を運営するアルモニア教育文化協会の和田忠義会長、大浦文雄顧問、佐藤英晴副会長、斉藤リカルド理事が報告のため本紙を訪れた。
高等部の新校舎建設と合わせた「アルモニア日伯学園構想」プロジェクトとして〇五年から構想が始まった同事業。幼稚部建設予算百四十万レアルの約三分の二が、前身であるアルモニア学生寮の旧寮生から寄せられたもの。そのほか日伯修好百周年基金や日伯の協力者から支援を受け、〇七年六月に起工式、昨年十月には棟上式を行うなど順調に進んできた。
完成後の新校舎は三階建て、床面積一千二百平方メートル。落成後に内装、設備などを整える計画。現在の幼稚部生徒は七十七人で、新校舎では百人の受け入れが可能になるという。新校舎の稼動後、高等部が旧校舎を使用する予定。
同プロジェクトのもう一つの柱である高等部新校舎建設はまだ資金が不足しており、今後運動を本格化させていく考えだ。
コーディネーターをつとめる大浦文雄同協会顧問は、「道のりはまだ長いが、始めれば、時間はかかっても目標にたどり着ける」と力を込める。 落成式当日は生徒や父兄、教師など約五百人が出席する予定だという。「アルモニアの哲学である『人間を作る』という考えから、幼稚園から作ろうということで進めてきた」と話す和田会長は、「やれやれという気持ちです」と落成を喜びながら、「これからもっと日本語、日本文化の普及をしていかないと」と表情を引き締めていた。