ニッケイ新聞 2009年3月6日付け
パウリスタ相撲連盟(土屋守雄オスカル会長)が主催するサンパウロ州相撲選手権大会が一日、サルト市立体育館の野外競技場で行われ、男女共に聖南西が団体優勝を飾った。
朝八時半から行われた開会式ではまず、二日前に強盗に襲われて亡くなった飯星ワルテル連邦下議の実弟に、一分間の黙祷が捧げられ、全員で冥福を祈った。土屋会長は「常日頃の練習の成果を存分に発揮して」とあいさつし試合が開始した。
参加したのはノーバ・セントラル、グランデABC、サントアマーロ、サンパウロ、パウリスタ、ノルテ、聖南西の七地区から約二百八十人の選手たち。
団体戦では男子一位が聖南西、二位がパウリスタ、三位がノーバ・セントラル、四位がノルテだった。女子の一位も聖南西が制した。二位はノルテ、三位はABC、四位はノーバ・セントラルが飾った。
個人選では男子準青年優勝はガブリエル・フェルナンデス(サントアマーロ)、女子ではマリア・ドミンゲス(聖南西)だった。女子の五カテゴリー全てにおいて聖南西が二人ずつ以上入賞するなど、圧倒的な強さを見せつけた。(入賞者の敬称略)