ニッケイ新聞 2009年3月7日付け
ぴんぴんと健康で長生きし、楽にころっと大往生で「ぴんころ」―。本日最終回を迎えた川守田一省さんの連載で紹介された「ぴんころ地蔵」は名前が実にいい。
この地蔵のおかげで、長野県佐久市は長寿の里として有名になり、バスツアーが組まれる人気振りだそう。
月一度の山門市ではぴんころと名の付く団子、ソフトクリームなど二十五品以上も売られ、商店街のそば屋でもぴんころの字。まさにこの地蔵を主軸にした地域活性の成功例だ。さらに「ピンコロズ」という音楽ユニットが「ピンコロルンバ」を歌っている。
コロニアで地蔵といえば、昨年できた老ク連の「百年地蔵」だが、移民の歴史を刻む地蔵の横に、長寿を願う「ぴんころ地蔵」も設置して「ピンコロサンバ」を作って流したら、リベルダーデの新人気スポットになるかも!? (親)