ニッケイ新聞 2009年3月10日付け
日本棋院南米本部(岡正躬理事長)は今年から一新して、毎月第三日曜日に同本部(Rua Dr.Fabricio Vampre,116)で囲碁大会を開催する。副理事長の村井修さん、平松幸夫さんが案内のため本紙を訪れ、「誰でも参加できますので、お気軽に足を運んでください」と呼びかけた。今月は十五日にニッケイ新聞社杯囲碁大会を開催する。
大会の開催時間は午後一時から午後七時まで。参加費は十レアルで席料は五―十レアル。級位者、初・二段、三・四段、五段以上戦の四クラスに分かれて対戦する。飛び入り参加も可能。
同本部ではこのほか、毎月第一日曜日に月例会も実施。第三日曜日の大会とともに、国際大会の予選も兼ねている。
同本部では囲碁人口減少への対策として講座などを開催してきたが、近年になって人気漫画「ヒカルの碁」の影響や、インターネット対戦などの普及で愛好者の数は増加傾向に。同本部の会館は週末になると学生など四、五十人が集まるそうだ。
村井副理事長らによると、同本部の会員は百人ほどだが、全伯では少なくとも一千人の愛好者がいるという。
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日本棋院南米本部の開館時間は午後一時から七時(月曜休み)。席料は五~十レアル。インストラクターがおり、日本語、ポルトガル語どちらでも習うことができる。
問合わせは同本部(11・5571・2847)まで。